コロナ重症化しやすい人の特徴、予防と対策(厚労省資料等抜粋)

毎日のようにコロナ重症化数が過去最多を更新する中、万が一、コロナに感染した場合、ご自身又は大切な家族(特に高齢な方)が重症化しやすい体質なのかを事前に知っておくことは非常に重要です。

コロナ重症化しやすい人の特徴

国内コロナ感染者の人数、割合は?

2021年4月末時点で厚労省が発表しているコロナ関連の報告資料によると、日本では、これまでに586,782人が新型コロナウイルス感染症と診断されており、これは全人口の約0.5%に相当することとなります。

つまり、既に200人に1人が感染しており、他人事ではない数字と言えるかと思います。

※(2021年4月時点)新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識

コロナ感染者数と割合、重症化リスク

重症化する人や死亡する人はどれくらい?

新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち、重症化する人の割合や死亡する人の割合は年齢によって大きく異なり、高齢者は高く、若者は低い傾向にありますが、変異株の流行により若者でも重症化に繋がるケースが散見されるようになっています。

以下、厚労省発行資料によると、コロナ感染の初期症状では80%の方が熱、寒気、咳、息切れ、呼吸苦、筋肉痛、関節痛、嘔吐、下痢などがあります。

その後、症状が悪化した場合、20%の方が呼吸困難等、肺炎症状などに繋がり、重症化すると約5%の方が人工呼吸管理、約2-3%が致命的な状況に繋がっているとデータがあります。

コロナ感染経過、重症化、致死率

重症化しやすいのはどんな人?

新型コロナウイルス感染症と診断された人のうち重症化しやすいのは、やはり高齢者と基礎疾患のある方です。 30代の方と60代以上の方とで比較すると重症化率は25倍~78倍と大きな違いがあります。

重症化のリスクとなる基礎疾患等には、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性腎臓病、糖尿病、高血圧、 心血管疾患、肥満、喫煙があります。

また、妊婦なども、重症化しやすいかは明らかでないものの、注意が必要とされています。

コロナ年齢別重症化率と基礎疾患

自身が重症化しやすいか判別する方法

2021年2月7日に新型コロナウイルスによって重症化するかどうかを尿の検査で予測できる可能性があるという研究成果を国立国際医療研究センターのグループが発表されており、本格実用化に向けて注目が集められています。

同センターの研究結果では、尿に含まれる「L-FABP(エル・ファブ)」というたんぱく質の量を調べることにより、この量が正常値より多いと、症状が悪化するリスクが8倍余り高くなっているとの研究結果が報告されています。

コロナ重症化リスク検査、L-FABP

簡単な尿検査で重症化予測 新型コロナ 500人規模の臨床研究へ | 新型コロナウイルス | NHKニュース

L-FABPとは腎臓の近位尿細管に存在する 脂肪酸結合蛋白で、腎障害が進行する前の尿細管周囲の血流不全による酸化ストレスによって尿中に排出されるものです。

尿中のL-FABPの値を測ることで、腎障害 進行・悪化を早期に評価できることから、クラスターが発生した姫路市なども全面的に協力していくということで発表されています。

「尿で重症化予測」研究に協力へ 姫路市が検査、データ提供|総合|神戸新聞NEXT (kobe-np.co.jp)

新技術キットにより重症化リスク判別可能に

そんな中、2021年4月にブルーインダストリー㈱が業界初となる郵送による尿検査キットにより、L-FABPを計測し、重症化リスクを予測する検査サービスを開始しました。

コロナ重症化リスク検査キット

上記キットは自身で採取した尿を検査・郵送し、検査センターで検査・結果を通知するものです。
国立国際医療研究センター等が扱うキットとは異なりますのでご注意下さい。

これまで、L-FABPを測定するためには、尿を凍結して輸送しなければならないという課題があり、実用化が困難でした。

同社は常温保存技術を開発したことにより、常温環境でのL-FABPの分解を抑制し、尿を凍結せずに郵送検査することを可能としているというものです。

4月中旬の販売開始時にテレビ朝日 「スーパーJチャンネル」や産経ニュースに取り上げられたことで初期販売が5日間で完売しており、注目を浴びており、5月中旬より再販が開始されております。ご興味がある方は以下サイトでご案内されておりますので、ご自身の判断でご利用をご検討頂ければと思います。

自宅で分かる「新型コロナ重症化リスク」検査サービス開始。withコロナ時代の生活様式を考える。 – 産経ニュース (sankei.com)

コロナ重症化リスク検査キット、新技術

ご自身やご家族の重症化リスクを事前に把握しておき、コロナ感染の予防や感染の恐れがある場合の早期に医療機関・保健所等への連絡などを図るように努めて頂ければと思います。

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