【PCR検査キット】販売業者の比較とチェックポイント

第四波として一部のエリアで緊急事態宣言が発動するなど、ワクチン接種が始まっているものの、まだまだ接種率は低く、感染拡大が懸念されています。自身が感染していないかを確認するため、PCR検査による感染確認を求める人々は当面はまだ多く続くことが予想されます。

PCR検査キットの販売市場も急激に拡大しており、格安での検査やキット販売が散見されるようになりました。

では、実際に現在取り扱われている、販売会社・サイト毎のPCR検査キットは何が異なるのか、注意すべき点は何かをポイントを整理してご案内したいと思います。

そもそも各種コロナ検査(PCR・抗体・抗原)の違いは何?という方は  

→こちらをクリック

企業において購入する場合は、従業員分まとめて発注されるケースもあるかと思います。

購入後、意図していたPCR検査キット・サービスとは違っていたなど、失敗しないように十分に理解したうえで購入されることが重要です。

在庫をもたずにチケットやクーポンコードなどを購入して、従業員に案内することで利用者が個々で必要な際に申し込めるサービスもあるようですので、細かい点まで確認が必要です。

なお、本記事の内容はあくまで購入時の参考としてご覧いただき、各商品・サービスのご購入については一切の責任を負えませんので、各自でのご判断でお願いいたします。

1.民間におけるPCR検査キットの市場について

①現在のPCR検査キット市場の状況

現在、大きく3種類、クリニック系、検査センター系、販売店系に判別されます。それらを一つづつご紹介してみましょう。

・クリニック等で検査を行い販売している医療法人

代表的な販売元としては『にしたんクリニック』『シロノクリニック』などがメディアなどでも見受けられます。

特徴としては医療機関が検査機関を兼ねているというところで、医療機関が関わっているため、陰性証明書の発行、医師や看護師との連携、保健所への連絡など一気通貫で行えるというところです。

また、急ぎの場合は検体を指定場所で渡すことにより最短3時間で結果を確認することも可能であり、郵送対応であれば、速達対応(自費)とすることで早ければ翌日に結果メールが届くということも可能です。

本来のPCR検査の在り方を考えれば、医療機関による実施による精度とその後の医師等によるフォローが重要であるため、安心感を得やすく、医療業界からも支持されている主流のケースかと思われます。

・検査センターとして検査を実施、キット販売している民間会社

(例:東亜産業等)

格安でPCR検査を受けられるとして、東京を中心にいくつかの都市でPCR検査センター等の名前で開設されております。それらを運営している民間会社が検査機関としてPCR検査キットを販売しています。

基本的に検査と結果通知のみを実施し、医師によるフォローや陽性であった場合での連携はなく、自身の判断で医療機関や保健所に相談することとなります。そのため、陽性可能性の高い利用者であっても自身の判断で保健所などに届け出ないケースが多く発生していることが予想されます。

また、都心や人の多いエリアにセンターを設けているため、当日中に結果を知りたいという方にはお勧めですが、反対に、センターに来られている方の中には陽性者もいる可能性もあるため、感染リスクを抑えたい方にはお勧めはできません。

最新情報(2021年4月24日更新)

㈱リプロセルという臨床検査センターが神奈川県の支援開発試薬を利用して、【変異株】を特定できるスマートアンプ法という技術を用いた検査サービスを2021年3月中旬より開始しました。こちらの技術は今流行しているイギリス株、南アフリカ株、ブラジル株等の変異を特定でき、神奈川県が開発支援を行っているという記事を発表されておりますので、第四波と認定された今、今後利用者が増えてくる可能性はありそうです。

価格帯も税込み6,160円/回~往復送料込みで返信はレターパックプラス(通常510円かかるもの)が同封されており、最短で翌日着のため、すぐ結果を知りたいという場合には利用価値は高そうです。従来の唾液を垂らして容器に入れて送るタイプではなく、綿棒を口に含むタイプのため小さい子供で簡単に行えそうです。検体到着後24時間以内で結果をメールで通知というのは他のところと同じようです。

また、陽性の場合は同日に再度同じ検体で再検査を実施してくれるようですので、精度は高いようです。
結果通知には陽性結果と共に上述の通り変異株との同定結果というものが添えられているようです。詳細は以下のサイトにサンプル画像と共に掲載されておりますので、ご参照ください。

ご案内サイトはこちら

なお、私も実際に発注してみましたが、購入した翌日にキットが到着して、その日の15時に検体をレターパックでポスト投函しましたら、その次の日12時に検査センターより到着連絡メールが届き、17時には結果通知メールが届きました(陰性でした、よかったです)。エリアにより郵送などにかかる期間・時間は異なるため、あくまで参考まで。

・キット販売のみを行う販売代理店・通販サイト

(例:フジコンプラス、Hanako lite等多数)

上記の東亜産業などを販売元とする格安PCR検査キット商品を、販売代理店が通販サイトで多く販売しているケースが多く散見されます。

非常に金額が安価であるため、費用を出来るだけ安く抑えて、且つ人との接触を避けて郵送で結果通知を受けられるという点が特徴です。

なお、通販サイトで特に注意頂きたいのは注意書きの部分となります。検査結果の通知が『高リスク/低リスク』という曖昧な表現となり、当然ながら医療機関との連携はなく、医師からのフォローや、保健所への通知もしませんので、自身の判断で医療機関や保健所に相談することとなります。そのため、陽性可能性の高い利用者であっても自身の判断で保健所などに届け出ないケースが多く発生していることが予想されます。

また、結果を早く知りたいという方にはお勧めができません。なぜかというと、後納郵便の封筒がキットに同封されていますが、そちらは一旦業者指定の郵便局に後納郵便として送られ、その後検査センターに送られるため、通常でも2日、3日はかかってしまうからです。問合せセンターにも確認しましたが、速達でも一旦上記の流れがとられるため、翌日着にはならないとのことでした。また宅配便はこれらの検体を配達してくれないとのことです。

但し、東亜産業については検査センターを設けているため、そちらに事前予約を行っておくことにより、当日検体を持参して検査結果通知を受けられるようですので、お急ぎの方は直接お持ち頂ければ結果は数時間後に分かるようです。なお、陽性可能性が高い方が集まるエリアやセンターに向かうことは感染リスクを高めますのであまりお勧めしませんが・・・・

2.PCR検査キット取り扱い会社の比較 ※参考

それぞれの特徴について以下の表で比較してみました。

2021年4月24日時点各社HPによる情報

3.購入時に注意すべき6つのポイント

上記の各社の比較表を見て頂くと分かりますが、大きく6つのポイントで注意する必要があります。

 
 

①検査結果の通知が陽性・陰性として出るか(高リスク、低リスク等曖昧でないか)

②検体到着までの日数、結果が分かるまでの日数(早く確認したい場合は特に注意)

③医療機関との連携・取り次ぎがあるか(検査機関からの通知のみではないか)

④変異株まで対応しているか(特定できれば尚よし)

⑤価格(安すぎるサービスは要注意、備考欄や注意事項をよく確認)

⑥陰性証明書の発行ができるか(証明が必要な場合のみ)

4.各社比較の結果まとめ

上記条件をクリアしているPCR検査サービスを提供している販売元によるご購入がお勧めですが、各自の目的に応じて、各サービス提供会社の特徴等を理解して購入頂くことが必要です。

安価な商品やサービスには特に注意が必要ですので、しっかりとした検査を受けられたいというのであれば、クリニック系の『にしたんクリニック』や神奈川県衛生研究所と理科化学研究所との開発試薬を利用する臨床検査センター系の『リプロセル』のサービスをご利用されるの望ましいのかもしれません。

重ねてのご案内となりますが、本記事の内容はあくまで購入時の参考としてご覧いただき、弊社が推奨する商品・サービス以外のご購入については一切の責任を負えませんので、各自でのご判断でお願いいたします。また、随時情報が変更されている可能性がありますので、ご自身で各社のHPサイトなどを確認のうえご利用ください。

 

最後までご覧いただき有難うございます。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です