保健師サービス提供業者10社の特徴や料金を徹底比較

企業の健康経営における保健師の役割は、今や非常に重要となっています。

近年、保健師を探す企業は、その専門性の高さやコストのメリットを考慮し、直接雇用するよりも外部の保健師サービスを利用する傾向が増えています。

しかし、多くの保健師サービス提供業者が存在する中で、適切な業者を選ぶのは簡単ではありません。

この記事では、保健師サービス提供業者10社の特徴と料金を詳細に比較し、各社の独自の特色や選択時の注目ポイントを詳しく紹介します。

※本記事の最後から「保健師サービス提供業者10社の特徴・料金比較表」をダウンロードいただけます

保健師サービス提供業者を選ぶ際の注目ポイント

では、最初に保健師サービス提供業者を選ぶ際の注目ポイントからご紹介します。

1.自社のニーズを明確に

まず、自社が保健師サービスにおいて何を最も求めているのかを明確にしましょう。産業医のサポート、従業員の健康教育、健康診断やストレスチェックのサポート、健康経営優良法人の認定取得など、具体的なニーズに合わせてサービスを選ぶことが重要です。さらに、直接雇用と業務委託の双方に対応しているサービスも存在しますので、それぞれのメリットを考慮して適切に選択することが求められます。

2.ワンストップサービスの有無を確認

保健師サービスだけでなく、他に提供しているサービスにも注目しましょう。ストレスチェックサービスやその他の健康関連サービスも一括して依頼できる企業を選べば、ストレスチェックの結果を保健師がスムーズにフィードバックしたり、その結果を基に研修を実施しやすくなるなど、さまざまなメリットが考えられます。

3.料金体系の確認

提供されるサービスの内容や範囲によって、料金体系は異なります。隠れたコストや追加費用が発生しないかを確かめることは重要です。また、サービスの利用制限などがある場合も考慮し、希望する内容・頻度に対する料金をしっかりと確認しましょう。

4.保健師と担当者との連携を確認

保健師と企業担当者の連携が十分に取れるか、定期的な面談や報告が行われるかを確認してください。単に報告書の提出だけとなるサービスもあるため、継続的なコミュニケーションが可能かどうかに注目しましょう。健康経営の実施には、保健師1人の力だけでは足りず、企業担当者（人事総務や管理職）との連携が必要不可欠です。そのため、企業の健康課題の改善を目指す際、保健師と企業担当者との緊密な連携は欠かせない要素となります。

5.対応エリアの確認

保健師サービスの中には全国エリアでの対応が可能なサービスも存在します。サービス提供エリアが自社の所在地や従業員の勤務地と一致するか、事前に確認しましょう。全国に拠点を持つ企業では、全事業所に一貫した保健師サービスを提供する目的で、オンライン対応を活用し、同一の保健師が全事業所を担当するケースも見受けられます。

保健師サービス提供業者10社を比較

続いて、代表的な保健師サービス提供業者をご紹介します。（※記載している価格は各業者によって基準が異なります。詳細は直接各業者へお問い合わせください）

まとめ

以上、保健師サービス提供業者のご紹介でした。

保健師サービスを選定する際、最も重要なのは実際のサービスの質です。そのため、複数の提供業者と直接面談を行い、対応力やサービスのクオリティを確認することをおすすめします。特に、保健師との継続的なコミュニケーションがスムーズに取れるかどうかは、選択の大きなポイントとなります。

自社にとって最適な保健師サービスを選び、健康経営を更に強化しましょう。

最後に、本記事で取り上げた比較表を以下よりダウンロード頂けます。なお、比較表はご自身の判断でご利用頂きますようお願い致します。